まともな人たちは、年の暮れに1年を振り返りながら反省すべき点をチェックし、そして来年に向けての目標を立てる。でも、まともとは思えない私は、反省点は山ほどあるにも関わらず、それほど深刻に考えないタイプのようだ。
なにしろ、床に就いたら5分ほどで眠りに入ってしまうほどの人間なのである。なにか気になることや悩みごとがあってなかなか寝つけない、また眠れないということはまずない。たとえ、布団のなかであれこれと悩みごとについて考えたとしても数分後には眠っているのだから、どうしようもない。若いときからそうである。
昔、会社の上司から「おまえは悩みごとはないのか?」と言われたことがある。その上司からすれば、飄々と気楽に生きているように見えたのだろうか。私にだって人並みに悩みごとはある。しかし、それはアクションを起こせば短期間で解決するものもあれば、長い時間を必要とするもの、あるいは死ぬまで解決できないだろう問題もある。だから、その悩みを引きずりながら毎日、時間を費やすのはムダという思いもある。
ところで、出版人コムのメールマガジン「ぱうぱう」が100号を迎えた。創刊号から毎号のように原稿を書いているので愛着がある。同社代表でしかも発行・編集人である上山のこのプロジェクトにかける情熱と思い入れが継続している大きな理由だ。
私自身は自分勝手な原稿をなぐり書きしているので、読者に興味を持って読んでもらっているのだろうか、異論・反発はないのだろうか、という反省点もないわけではないけれど、これだけ連載が続けば読者も「勝手に書けば」とあきらめてくれるだろう。
とはいっても連載にも「賞味期限」というものがある。来年からはタイトルを新たに連載を開始するので、またおつきあいをしてもらう予定である。反省しない著者なので、さてどうなりますやら。